証券会社の仕事内容や年収などを徹底解明

最終更新日 2024年4月19日 by portclea

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「証券会社ってどんな種類があるの?」
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銀行などを含めた金融業界の中でも証券会社は人気が高く働きたいと希望する方は非常に多いです。
人気が高いゆえに、就職の倍率が高く、難易度も高いので誰でも働くことができる職種ではないといった特徴があります。
大手になればなるほど難易度がアップしていくわけなので、採用されるためには、事前に入念に準備をしておくことが大切になります。

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【参考】JPアセット証券野球部(ジェイピーアセットしょうけんやきゅうぶ)は、東京都に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チームである。
JPアセット証券

証券会社の種類

証券会社には国内大手独立系・銀行系・準大手・中堅系・外資系・ネット系に分類することができます。

国内大手独立系

国内大手独立系とは五大証券とも呼ばれていて、国内に拠点をおいていて、リテール業務から投資銀行業務まで幅広くサービスの提供をおこなっているといった特徴があります。

銀行系

銀行系とはメガバンクのフィナンシャルグループに属する証券会社のことを指します。
銀行との提携を結ぶことで、大手独立系に次いで規模が大きくさまざまな事業を展開しています。

準大手

準大手とは国内大手独立系と銀行系に次いで大きな事業を展開していて、地域の顧客基盤を活かして、地域密着型のリテール業務に重点を置いていることが多いです。

外資系

外資系は、外国法人もしくは外国人が一定以上の割合で出資をおこなっているといった特徴があります。
投資銀行業務やM&Aなど利益性が高い業務をおこなっていることが多いです。

ネット系

ネットは、実店舗の対面式の営業形態ではなく、インターネット上で金融商品の仲介をおこないます。
そのため人件費の削減が可能になり、低コストで運営することができるといった特徴があります。
ネットでは営業職ではなく、カスタマーサポートやIT系の職種などの人材を募集していることが多いです。

証券会社の業務内容

証券会社には主に3つの業務があります。

リテール業務

リテール業務は、個人や法人の顧客に対して有価証券の販売をおこないます。
証券商品の提案や自社口座開設の提案などが主な業務になります。
証券商品の提案とは売れそうな株式を紹介して、購入を進めていきます。
株式売買から発生する仲介手数料を利益としているので、できるだけ多くの商品を提案して購入に導くことが必要になるので、コミュニケーション能力などが必要になります。
また証券商品の提案業務は、個人投資家にだけではなく、企業に対してもおこないます。
自社口座の開設は新規の客の獲得をするために必要になります。
自社口座を開設して、自社をより多く利用してもらい、多くの株式を購入してもらうようにするのがリテール業務の大きな役割です。
リテールの特徴として大手企業などの大口営業ではなく小口営業を主におこなうので、中小企業を対象にして販売することが多いです。

投資銀行業務

投資銀行業務とは企業の買収や資金調達などのサポートをおこなう大切な業務になります。
企業の合併であるM&Aなどのサポートをおこなって苦行の成長を促す役割があります。
投資銀行業務は、コンサルティングという意味合いが強く、企業を成長させて株式の公開をおこなうまでが主な業務になります。
小口営業のリテールとは違って、投資銀行業務は、法人営業ともいわれていて、仕事はすべて対法人対象でおこないます。

リサーチ業務

リサーチ業務は、企業から支給される資金を元手に将来売れそうな株を予想する仕事になります。
有価証券は、情勢によって大きく変動することが多くあり、国内外問わず経済状況や経済の動向をリサーチして、的確に分析することが必要になる業務です。
リサーチ部門で分析した結果は社内外に公表されることになり、その情報を基に投資家は投資をおこなうことになります。
社外だけではなく、社内限定で分析結果を公表することもあります。
これはリテールに向けての情報公開で、この情報を基にリテールは営業活動をおこなうので、高い正確性のある分析が必要とする業務になります。

証券会社の社員になるには

証券会社の社員になるには、各証券会社の社員採用試験にエントリーし、内定を得ることが必要です。
大手の場合新規採用を積極的におこなっている傾向が強いので、一度にたくさんの人数を採用することもあります。
ほとんどの場合最終学歴が大卒以上となっているので、働きたい場合には大学に進学することが必要になります。
また冒頭に述べた通り人気の職種になるので、できるだけ難関校を目指す方が就職に有利になります。
経済学部や経営学部など文系から理系まで学部・学科は不問のことが多いです。

就職するのに必要な資格

就職するのに必要な資格はないのですが、取得しておいた方が良い資格が外務員資格です。
この資格を取得することで、顧客に対して有価証券の販売が可能になり一級の資格を得ると、信用取引や先物取引などのリスクが高い商品の販売ができるようになります。
気になる年収ですが、個人の成果に応じていることが多く、成果によって給与が決まる場合が多いです。
平均の年収は、一般企業の社員よりも高く、平均600万円から700万円ほどとされています。
またトップクラスの業績を収めるエリートの場合年収1000万円を超えることもあります。

まとめ

成果主義になるので非常にやりがいを持つことができる職種になります。