最終更新日 2024年4月19日 by portclea
人々に笑いを提供するコメディアンに憧れる人は少なくありません。
もしも、この仕事を行ってみたいと思っているのであれば、どのような方法で夢を叶えることができるのか知っておくと良いでしょう。
後藤悟志もコメディアンに憧れる一人です。
目次
コメディアンってどんな仕事？
なり方を知る前に、まずはこれがどのような仕事なのか理解しておく必要があります。
従来は舞台や映画の中で笑いをもたらす役を演じる人がコメディアンと認識されていましたが、現在では意味が広がっていることを知っておきましょう。
漫才やネタを披露する、いわゆるお笑い芸人と呼ばれる人々もコメディアンの1種だと認識されるようになっています。
どちらを目指すのかによって夢を実現させる方法は違ってくるため、自分はどちらを目指しているのか整理するところから始める必要があるでしょう。
養成所への入所や劇団への入団がおすすめ
舞台や映画で活躍したいと思っているのであれば、演劇を学ぶための養成所への入所や劇団への入団がおすすめです。
養成所や劇団は様々な年齢で入れることが多いと言えます。
小学生やそれ以下の子供が所属していることもあるので、目指したいと思ったタイミングが入所や入団のタイミングだと言えるでしょう。
中学や高校では演劇関係の部活に所属し、大学生や専門学校生になってから養成所や劇団に入る人もいます。
専門学校などで演技について深く学んだり実践的な指導が受けられたりしている場合はそのままオーディションに進む方法もありますが、そうでない場合は養成所や劇団への所属が必須だと言えるでしょう。
これらに入るのであれば基礎的なことから学ぶことができますし、実際に舞台に立てるチャンスをもらうこともできます。
いきなりテレビや映画などで活躍することはできませんが、養成所や劇団が主催する舞台などで役をこなし、実力を伸ばしていける可能性が高いです。
師匠を見つけて弟子入りする
難しい方法ではありますが、師匠を見つけて弟子入りするという方法もあります。
特に、全く知識や経験がない段階でこの方法を選ぶことは不可能に近いですが、家族に芸能関係者がいる場合などはこういったルートでコメディアンを目指せる可能性があると知っておきましょう。
師匠から指導を受けることができれば、ハイレベルなスキルが得られるだけでなく、師匠からの口添えによって役がもらえる可能性があるので、チャンスがあれば活かせるようにしておくことをおすすめします。
お笑いを専門としているスクールに所属する
役者として活躍するのではなく、お笑い芸人になりたいと思っているのであれば、お笑いを専門としているスクールに所属することがおすすめです。
入学資格はスクールごとに違っており、10歳未満で入学できるケースもあれば、高校卒業以上でなければ入学できないケースもあります。
大学に通いながら、働きながらでも通うことができるケースが多いため、学んだり働いたりしながらお笑いの知識やスキルを身につけていくことが可能です。
こちらを目指す場合もオーディションを受けることで芸人として活躍するチャンスが掴めることがありますが、スクールに通わずに結果を出すことは難しいと言えます。
知らない人もいるかもしれませんが、お笑いにも理論やテクニックがたくさんあるので、これを学ばないままオーディションに挑戦しても通過できない可能性が高いです。
師匠を見つける方法はコネなどがないと難しい
また、師匠を見つける方法もありますが、舞台などで活躍することを目指すときと同じく、コネなどがないとこの方法は難しいと言えます。
スクールに行くことに前向きになれない人もいるかもしれませんが、これに通うことでお笑いの知識やテクニックが得られるだけでなく、相方やメンバーを見つけられる可能性もあるでしょう。
既に活躍している芸人から指導が受けられたり、スクール主催のライブに出られたりすることもあるので、これを目指すのであれば入っておいて損はないと言えます。
まとめ
コメディアンになることは簡単ではありません。
現在においては人々に笑いを提供する人がコメディアンと呼ばれていますが、映画や舞台での喜劇役者を目指すことも、お笑い芸人になることも狭き門だと言えます。
養成所や劇団、スクールなどに入れば必ずデビューが約束されているわけではなく、実力がある人だけが生き残れる世界です。
デビューできるかどうか分からなければ入る意味がないと思ってしまうかもしれないですが、これらに所属しなければそのチャンスを掴むことすら難しくなります。
とても厳しい世界ではありますが、なりたいと思っているのであれば紹介した方法を参考にしてこの仕事を目指すことがおすすめです。
コネがある場合はこれを使って師匠を見つけても良いですが、それが難しい場合は養成所やスクールへ入るという正攻法を選ぶと良いでしょう。
最近はこれらを目指す人が増えているため、劇団やスクールに入ることも難易度が上がっています。
迷っているとチャンスを逃してしまう可能性が高いため、本気で目指したいと思っている場合は今の段階で入ることができる場所を探してみると良いでしょう。