香港に拠点を置いて会社設立するときのメリット

最終更新日 2024年4月19日 by portclea

海外に拠点を置いて会社設立をするときに、まず真っ先に挙げられる場所が香港です。
多くの会社が香港に拠点を置いていますが、香港で会社設立するメリットとは何が挙げられるのでしょうか。
まずはその土地柄です。

日本から近く、地理的な面で判断しても非常にやりやすい場所となっています。
中国での本土外投資を見てみると、その約半数が香港からの投資という点も大きく影響します。
世界中の大手バンクの7割近くが香港に支店を置いているというのも頷けますよね。

香港では会社設立の場合、株主もしくは役員が1人以上いれば可能です。
つまり、自分が株主もしくは役員であれば、たったひとりでこの魅力的な香港に会社設立ができるということ。
将来を見据えてまずは香港で下積みをする若手社長も増えてきています。

それから香港で会社設立する際、手続きが比較的簡単に出来るという点もメリットです。
会社設立の際、通常非常に面倒で手間のかかる手続きが多いです。

何度も役所に通ったり何度も書類を記入したり、これが海外になれば言葉もわからないような場所なので更に一人では完璧にできないような状態にもなってしまいます。

ところが香港の場合代行してくれる業者も非常に多く、任せておくとスムーズに手続きは完了します。
自分で行う場合でも必要書類をしっかり確認して提出すれば2週間程度で会社設立の登録が完了します。
そして税金の面でも香港はメリットが多いです。

法人税は一律で16.5%。
香港での所得に対してだけ課税されるという仕組みです。
この仕組みを上手に活用することで日本で会社設立をするときよりもかなり違った経営効果につながることもあります。

またこれだけ世界中から多くの企業が集まっている場所なので、香港と各国各場所をつなぐ交通機関も非常に充実しています。
通関や貿易、それに物流に関わっている規制もそれほど厳しくはないので、輸出入の際にも煩わしいことがなく手続きも楽です。

こういった点が評価され香港は会社設立の場所として多くの国から選ばれています。
ほんの少しの移動時間で動ける日本にとっては、更に魅力的な場所になるのではないでしょうか。
香港 会社設立 流れ