ビジネスチャット選びで重要なこと

最終更新日 2024年4月19日 by portclea

一般人向けに提供されているコンシューマー向けチャットを企業が業務の際に使うのは、リスクが高すぎます。

そんな管理やセキュリティの機能の不安を解消して企業でも使えるようになっているのが、ビジネスチャットです。

 

どんな企業が導入しているかというと、まず1つ目はコンシューマー向けのチャットがすでに社内に広まっていて、管理やセキュリティの課題を解決したいと考えて、ビジネスチャットに移行するようにした企業です。

2つ目は社内のコミュニケーションツールとして使い、環境の改善や改革を行いたいと考えている企業です。

前者はすでに使っていてその恩恵を十分に感じているわけですが、後者の場合はまずは本当にビジネスチャットが必要なのかどうかをよく考える必要があります。


出典:https://businesschat.jp/

 

前者のようなツールを選ぶ段階の企業であれば、あとはたくさんあるツールの中からどれを選ぶかです。

具体的には、ユーザビリティと管理・セキュリティ機能が決め手になってきます。

「コンシューマー向けのチャットの方が使いやすかった」というようなことにならないようにする必要があります。

新たに使い始める場合は、ユーザビリティが低いものは避けることが大切です。

個人ユースの場合はスマートフォンを使ってやり取りするのが一般的ですが、企業ユースではパソコンからの利用が多くなる点にも注意する必要があります。

スマートフォンでは使いやすいけれども、パソコンからは使いにくいというようなユーザビリティにならないように気をつけましょう。

 

スマートフォンでは専用アプリをインストールして使うことが多いですが、パソコンだとアプリをインストールする以外にWebブラウザを使うブラウザ型もあります。

ブラウザ型のメリットは、ブラウザだけでビジネスチャットが使えることです。

ただし、メッセージのやり取りが早いのはインストール型です。

メッセージの通知機能の良さも確認しておく必要があります。

業務でチャットを使うと常に大量のメッセージがプッシュ通知で届いて仕事に支障をきたす可能性があります。

条件にあった新着メッセージだけプッシュ通知にできるような振り分け機能があると安心です。

セキュリティに関しては、管理者側でユーザーの一元管理ができるのは当然のこととして、さらにIPアドレスやデバイス認証によるアクセス制御、SSLなどによるメッセージの暗号化ができるものだと安全に社内のコミュニケーションツールとして使うことができるでしょう。